• date : 2008年12月24日〜2009年2月8日
    place : graf media gm
    type : Water color on paper, Oil on canvas

    2008年、私はニュージーランドに居た。
    アジアニュージーランド・ファンデーションのプログラムでウェリントンに拠点を置き、約4ヶ月間、南はクイーンズタウンから北はオークランドまであちこちと訪ね歩いた。
    その中でもアオラキ(マウントクック)は私にとって印象深い場所だった。
    息が白くなるくらい寒い中、恐竜時代のような大きなシダ植物が生える森あり、内側が鮮やかなオレンジ色の羽をっ持った大きなグリーンの鷹が歩いていた。
    辺り一面を覆う草は波のように、金髪のようにしなやかになびいていて、その間には点々とバラの刺のような葉がびっしりと着いている木がごつごつと生えていた。
    「黄金だ」と私は思った
    深い緑も金色も、ぐるぐると曲がりくねったシダの芽も、すべて深く鮮やかで濃く、圧倒的な力強さに満ちていた。
    マウントクックの山を遠くに眺めながら、ここで見た様々を描いてみたいと思った。